2級ボート免許のあらまし
2級ボート免許をもっていると、フィッシングやクルージングなど、いろんなマリンレジャーを楽しむことができます。
2級ボート免許は、国土交通大臣が発行する「小型船舶操縦免許証」のひとつで国家資格です。
「小型船舶操縦免許証」は、一般的にはボート免許と呼ばれ、現行制度では、1級から特殊小型まで4種類あります。
ボート免許は、平成15年から平成16年にかけて2段階で現行制度に移行しました。
昔とったライセンスも今の資格の該当区分に自動的に移されています。
2級ボート免許は、陸岸より5海里以内(約9キロメートル)に航行区域が制限されていますが、陸が見えるところでクルージングや釣りをするのであれば、2級で十分でしょう。
2級ボート免許の試験の概要
2級ボート免許の受験資格は、15歳9か月からですが、免許を取得できるのは、16歳以上となっています。
また、2級ボート免許を取得しても、年齢が18歳未満の方は操縦できるボートの大きさが5トン未満に限定されます。
2級ボート免許の試験には、身体検査、学科試験、実技試験があり、財団法人日本海洋レジャー安全・振興協会が行っています。
身体検査では、視力が矯正視力で両眼とも0.6以上、弁色力という夜間において船舶の灯火の色を識別できること、聴力は5m以上離れても会話ができること(補聴器使用可)が合格条件です。
弁色力については、灯火が識別できない場合でも、日出から日没という限定免許の取得は可能です。
その他、身体に障害があっても、船の操縦に支障がないと認められれば合格となります。
身体検査で合格した方のみ、学科試験、実技試験を受けることができます。
学科試験は、試験時間が1時間10分で、四肢択一方式です。
操縦者の心得及び遵守事項が12問、交通の方法が14問、運航が24問出題されます。
各科目の合格基準は、それぞれ6問以上、7問以上、12問以上で、全体では50問中33問以上の正解で合格となります。
実技試験は、実際に船を使用して行われます。
試験時間は約1時間です。
実技試験の内容は、係留・解らん、離岸、操縦装置の確認、発進、直進、後進、避難操船、変針(旋回)、方位測定、蛇行、人命救助、着岸です。
2級ボート免許の取り方
2級ボート免許取得までの流れは、『学科・実技講習→国家試験受験申請→身体検査→学科・実技試験→国家試験総合合格→免許申請→操縦免許証取得』となります。
学科・実技講習には、独学で勉強する方法、免許スクール(ボート教室)を受講する方法、「登録小型船舶教習所」に入校する3通りの方法があります。
独学の場合の実技の練習は、関係機関への届出など複雑ですので、実技のみボート教室に通っている方も多いようです。
「登録小型船舶教習所」は、法律に定められたカリキュラムを履修し、国家試験と同じ内容の修了試験に合格すると修了となり、国家試験のうち、学科試験と実技試験が免除されます。
免許スクール(ボート教室)は、各スクール独自のカリキュラムで2級ボート免許合格を目指します。
各教室によって日程や講習料金が違いますが、「登録小型船舶教習所」より安いところが多いようです。
ただ、スクール講習料と国家試験手数料をあわせた費用が、6万5千円から12万円程度とスクールによって倍近い差がありますので、損をしないためにも比較が大切です。
免許スクール(ボート教室)での講習時間は、学科、実技とも半日から2日で行われます。
2級ボート免許の合格率は、学科試験が90%、実技試験が95%以上となっています。
最後に2級ボート免許の注意点ですが、2級ボート免許では、水上オートバイの操縦はできません。
水上オートバイを操縦したい方は、特殊小型船舶操縦士免許証を取得する必要があります。
ボート教室では、同時に申し込むと割引が適用されるところもあるようです。
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